マリン家との楽しい福島旅行を終え、さあら家はさらに北を目指します。
前日の宿は、東北道の「菅生パーキングエリア」。
パーキングエリアと言う割には、レストランもあるし、ベーカリーまである。
ほとんどサービスエリアですね。
ちなみに建物の入り口には伊達政宗の兜飾りにちなんだ三日月の意匠が飾られています。
この日は仙台に向かいます。
予定では日本三景の一つ松島→多賀城市→仙台市とまわりたいところ。
まずは松島に向かいます。
このあたりは、この慰霊碑の高さのすこし下ぐらいまで津波がきたそうです。
最初は五大堂から周ります。
海岸からすぐの小島に渡った所にある小さいお堂です。瑞巌寺守護の為の五大明王が祀られているとのこと。
そして、そこに至る橋が有名ですよね。
「すかし橋」といって隙間だらけです。縦に板が渡してありますがこれはオリジナルではないらしい。本当は横木だけのようですよ。いわれは、足元をしっかり見て気を引き締めて参拝するようにとの意味があるそうです。五大堂の解説はマリン家でしっかりリサーチしてあるので参照ください(^^)/
正方形のお堂の4面にはそれぞれ3つづつ干支の木彫りが飾られています。ワンコは向かって左側にいました。
さあらもお参りです。
このあたりはちょうど紅葉真っ盛りです。
陸の方を振り返ると、そこには瑞巌寺。
参道の両脇には杉の巨木が立ち並んでいますが、左側が妙にさっぱりしていると思いません?これは左のほうがやや土地が低く、海水がそちらに流れてしまって木が塩害で枯れてしまったため、切ってしまったということでした。津波はこの参道を奥の方へ駆け上がって行ったそうですが、参道の最終部で止まったそうです。おかげで瑞巌寺に逃げ込んだ人はもちろん無事。ありがたいお話です。
参道の右側には、昔の修行僧の方々がすんでいた、洞窟住居跡が保存されています。
瑞巌寺の本堂は今改修工事中ですが、その代わり国宝の庫裏が公開されています。なんでも庫裏が国宝になっているのは珍しいそうですよ。
庫裏の奥では伊達政宗の位牌(左)と第2代藩主伊達忠宗の位牌(右)も特別に公開されています。
そして、瑞巌寺最奥には伊達政宗の正室愛姫の墓堂も復元され公開されていました。
こちらのお寺、実は参道が微妙に曲がっていたり、庫裏のとある場所からは参道が見渡せるようになっていたりと、伊達政宗が避難先として考えていたような作りが各所にみられます。
さて、ちょっと硬い感じの瑞巌寺の隣には雰囲気の全くことなる円通院があります。こちらは伊達政宗の 孫にあたる光
宗の菩提寺です。
中は紅葉真っ盛りで庭園が素晴らしい景色です。
円通院の景色があまりに素晴らしいので、後でもう一度訪れることにしました。
理由は後ほど、、。
あっ、昼ごはんを忘れていましたね。
松島と言えば生牡蠣!なのですが、私はもう一生分の生牡蠣を食べてしまっていて、考えるのも嫌という状況なので、カキフライが食べられるお店に入りました。(牡蠣は好きなんですよ、生牡蠣に食欲がわかないだけで; ちなみに、さあらママは一生分の銀杏を食べてしまったらしい。)
写真はさあらママの注文した牡蠣づくし定食。 |
円通院にもう一度行くには未だ時間が早いので、観光船で海から松島を眺めに行きます。
シーズンオフで空いていたからでしょうか「キャリーバックで蓋を閉めて乗せられるならいいですよ」と乗船させてくれました。
乗せていただいたのは「仁王丸」という船。
沖にある松島の象徴「仁王島」にちなんでいるようです。
さあらはこんな感じで乗船です。
震災直後の仁王島の資料映像 |
震災後、多数のボランティアの方が入り、漂流物、ヘドロの除去などに尽力され、ようやく今の景観を取り戻したとのこと。こうして観光地として再開できているというのはそういう方々のおかげもあるんですよね〜。
牡蠣の養殖場も再開されていましたよ。よくぞここまで復興してきました。
おや、さあらがいつの間にか顔をだしている!船の人に怒られて、今度は永久にワンコNGになっちゃいますよ!慌ててマフラーで蓋をしました。
多分バレていない、、、と思う。
そろそろ頃合いかな。
円通院にもう一度向かいます。
当初予定していた多賀城市での牛タンや仙台市の青葉城よりも、夕方の円通院を急遽優先したのは、、
この紅葉ライトアップを見るためだったんです。昼間来た時に、妙にライトがおいなと思っていたら、やはりライトアップイベントがちょうど行われていました(^^)/
そして、紅葉の森のなかではコンサートも。
Sonido del Vientoというユニットのmarinさんが、ケーナやオカリナの幻想的な演奏をされていました。そしてこのmarinさんボーカルも素晴らしくコロコロ回るコブシが沖縄民謡のようでもあり、姫神のようでもあり素晴らしかったです。
この日は風もなく、池に映る紅葉がとても鮮やか。
予定を変えて松島に残ってよかったです。
青葉城はまた今度の機会にしましょう。
でも夜遅くなっても牛タンは行きましたよ。
牛タン炭焼き 利休の多賀城市店(^^)/
「何枚にしますか」と聞かれて4切れのつもりで4枚と頼んだら、、、舌4枚分出てきてしまった。牛タンも一生分食べたような気がします;。
そして直ぐ隣にあった銭湯で汗を流して、もう少しだけ北上します。
4 件のコメント:
こんにちは。東北旅行記楽しく読ませてもらっています。
ここの所少しばかり多忙なので出遅れ感はありありですが…汗
大内宿、塔のへつり、五色沼もフットルースさんも大昔レオンと行った場所なので懐かしく感じました。
マリン家の案内でいろいろな場所が楽しめて良かったですね。
円通院のライトアップされた紅葉も見事ですね…一番紅葉が綺麗な時期だったのかな?
舌4枚分ってどんなんでしょう?
一生分と書いてありますが想像がつかない(爆)
旅行記まだ続くのね楽しみにしています。
さきほどそちらで大きな地震があったようですが大丈夫ですか?
さあらちゃん怖がっていませんか?
さて今日の記事は宮城県の日本三景松島ですね。
さあらちゃんと一緒に遊覧船に乗れちゃったんですね。
すごいわー。
これは特別ですね。
松島は津波の影響がすくなかったみたいですね。
海に近い瑞巌寺も被害が最小限で済んだようで昔と同じ風景です。
円通院の紅葉もすばらしいわ。
利休の牛タン、舌4枚分(驚
店員さんの聞き方も悪いけど全部完食したの?
さぞや顎が疲れたでしょうね。
まだ余震が続いているようです。
気を付けてくださいね。
miekoさん
こんばんは〜。
プチオフとか楽しいイベントが沢山あったみたいでいいですねぇ。そんな中でもマリモナカちゃんの笑顔がとても可愛い!さあらは知らないワンコに囲まれたらブルーな顔するんですよぉ。
そうですか、大内宿あたりはレオン君の思い出の地でしたか、、、。今度は是非マリモナカを連れて行ってあげてくださいね。
円通院の紅葉はおそらく丁度最盛期にあたったと思います。とても幸運でした。舌4枚といってもオリジナルの舌はとても大きいのでそのものではないでしょうが、分量としては大きめのステーキ2枚食べたぐらいでしたよ。なんとか胃に押し込んだ感じです。とてもおいしかったのですが、当分牛タンは見たくありません。(でも牛すけには行きたいなぁ)。
マリンママさん
こんばんは〜。
北部で大きな地震がありましたねぇ。
さあら家の方は大丈夫ですよ。っていうか今日、お土産物を届けに東京の実家に着いたところです。さあらは地震にも気づいていませんね(笑)。
遊覧船も円通院も幸運でしたねぇ。ここで使い切っちゃったのかなぁ(笑;)
牛タン4枚は本当の舌の4枚分ではないとおもいますが、大きいステーキ2枚分ぐらいの分量がありましたよ。半分ぐらいでもう顎がギブアップでしたがなんとか胃に押し込みました。福島でしっかり胃のストレッチしておいてよかったです。
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