一週間におよぶ東北キャラバンのいよいよ最終回です。
雪が降らなければ、大間、せめて青森市、、、と思っていたのですが、ここは無理しても仕方がありません。安全を考えて太平洋側に雪雲を避けながら帰ることにしました。
せっかく太平洋側から帰るので、浄土ヶ浜に立ち寄ります。
震災のとき瓦礫で埋め尽くされてしまった浜を綺麗に清掃し観光業が営めるまでに復旧し、復興のシンボルになっています。しかし、やはりここは被災地、P3付近は仮設住宅となっており、住民の方のご苦労がうかがわれます。我々にできることは、こうした観光地を訪ね、多少でも経済が回るようにすることかも知れませんね。
ということで、早速観光に行きましょう。
どうです!とても綺麗な海ですよねぇ(^^)/
こんな美しい海は見たことがありません。
特に浄土ヶ浜の周辺の流紋岩は石英を70%以上含みとても綺麗な白色をしています。
この白い石が削られ浜を形成しているので、海底も白く輝き、とても美しい景色を作っているのです。
今回、船については運に恵まれているさあら家。
浄土ヶ浜周遊の観光船もさあら同伴で乗ることができました。
ここの観光船ではウミネコの餌付けも名物になっています。
ウミネコパンという、昆布とイカの粉末を配合したウミネコ用のパンが船上で売られています。
このパンは人間が食べても大丈夫とのこと。
でもさあら家は写真を撮るのが忙しかったので、パンは買わずに他のお客さんの投げるパンに寄ってくるウミネコをパシャリ(^^)/
ウミネコも目が良いので、持っていない人には近づいてこないんですよ。
カメラ目線をくれたのは、羽がまだ白くなっていない子供のウミネコ。かわいいですね 〜。
浄土ヶ浜の外周を周って奇岩や美しい湾を見てまわりましたが、その一角にはまだ防波堤の工事が行われているところも。
今度は浄土ヶ浜を内側から見てみたくなりました。
そこで観光船を下船後、サッパ船という小型の和船に乗り換えてもう一度海に出ます。
ここが良く観光ガイドに登場する「奥浄土ヶ浜」
奥浄土ヶ浜から湾を一つ南に行ったところに「八戸穴」という洞窟があります。
イザ、突入!
なんという事でしょう!
海底の白い石に反射した光が綺麗な海水を透かして青く輝いています。
そう、ここは日本の青の洞窟。こんな綺麗な青色が見れるんですねぇ。
洞窟が東向きに開口しているので、光がより強く差し込む午前中がベストだそうですが、さあら家が訪れた15時でもこれだけ綺麗な景色が見られるんですよ。
もちろん、さあらも一緒に記念撮影(^^)/
ちなみに乗せていただいた船は、
JRのCMで吉永小百合さんが乗られた船とのこと。しかも震災で一度は沖に流され、後に奇跡的に回収された記念すべき船だそうです。だから何かあるという訳ではありませんが、なんだか嬉しいですね。
ウマウマー慰霊ー雪中と旅をして来ましたが、最後は浄土で綺麗に終わることができました。長々とお付合いいただきありがとうございました。
この後、那須高原SAで一泊し家路につきました。
ーーーーーーー エピローグ ーーーーーーー
那須高原SAで目を覚まし、そろそろ出発しようかという頃。
マリンママさんから電話(・o・)
「もしも〜し、今から那須に行くのだけれど、近くに居るなら合流しましょうか?」と嬉しいお誘い。そしてなんて魅力的。
お昼でも食べて帰っちゃおうかな、と思ったのですが、それをしてしまうと帰る時間が遅くなり仕事に響きそう。ここは意思を強く持って、やはり帰路につくことにしました。
マリンママさん最後までありがとうございました。
道中お昼ごはんは、寄居PAに立ち寄りました。
ここは「星の王子様」をテーマにしていることで有名ですね。
クリスマスの飾り付けがされていました。
「星の王子様」をテーマにしているにしているだけあって、あちらこちらに絵やセリフが書かれています。
こちらのPAのショップにある什器には、なんとさあらのお友達の工房
我巣里さんの作品。
それを見たかったのも立ち寄った理由です。店内なので写真は撮りませんでしたが、星の王子様の雰囲気とアンティークな什器がピッタリあっていて良い雰囲気のお店になっていましたよ。
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この物体はなに? |
窓の中には、物体というか飛行機が飾ってありました。
そういえばサン=テグジュペリはパイロットでしたね。
もちろん、バラも咲いています。
本当に大切な物は目に見えない、、、そして意外と身近にあるものですよね。
さあ、お家に帰りましょう(^^)/